酒場設計士とは

酒場の機能性

いつしか、デザイナーが介在した色など感じられない
そんな合理性と機能性に満ち
長く愛される店作りを自分も設計したい
と思う様になりました
自分の役割は機能性を整え
使い手と立地に合った「らしさ」や「馴染む」を作る事
正に呑兵衛、食いしん坊の本領発揮
肝臓の記憶が活躍する仕事です

らしさを叶える

昨今ネオ大衆やネオ酒場と言われる様な業態をお手伝いさせて頂き、気付けば日本全国コの字カウンターな酒場ばかりを作らせて貰う事になったのも公私混同的に有難い事で有ります。

肝臓設計

古くは今はなき恵比寿の「大衆酒場カドヤ」から始まり、
「大衆ビストロジル」、「大衆酒場ビートル」
「酒場シナトラ」や「折原商店」など

無駄を削ぎ落とした
必然性の積み重ね

酒場と呼ばれる業態には
余計なデザインは不要です。

全てが「らしさ」を叶える意味のある作りと
必然性の積み重ねで出来上がります。
これらの意味や必然性を、使い手にちゃんと伝え、
理解して頂く事も、
自分の重要な役割りだと思っています。

何かに影響を受け、それをちゃんと消化し、
意味のある模倣をする事は
間違っていないと思います。
今の時代、全くのオリジナルを
作り出そうという事の方が稀有でしょう。
しかし模倣でも、その意味も理解せず、
外見だけを真似しても
其処に店の魅力は生まれません。
(長く続く店にはなりません)

何故、酒場なのか?
何故、大衆酒場なのか?
何故、ビストロなのか?

肝臓投資の記憶が、
其処にしっかりお答えしながら店作り
お手伝いさせていただきます。